まだまだ暑い日が続いていますね。
製本担当(たぶん)の村上です。
今回は冶具についてお話します。
冶具(ジグ、jig)とは、部品を位置決めし、固定して作業を行える構造を持つ作業工具です。
弊社には、いろんなプリンターがあります。
皆さんもご存知のようにプリンターにはガイドがついていて印刷物の位置は自ずと決まってきます。
ところが、厚みのある物に印刷ができるUVプリンターは、位置決めを人手で行います。
冶具を使わずに、印刷の都度位置決めをすると
・余計な時間が掛かる、
・紙印刷の無駄がある、
・バキュームの機能が使えないので印刷物が固定できない、
等の問題が生じていました。
冶具は市販品もありますが、高価だったり、弊社の商品に合わなかったりしました。
そこで、自分たちで冶具を制作することにしました。
さいわい、ルータやレーザー彫刻機を所有しているので
アクリルを使って冶具を、商品毎に作っていきました。
冶具を使うことで、精度よくバラツキが少なく、早く作業が出来る様にすることができるようになりました。