トレース作業とは、画像やロゴなどの輪郭をなぞり、拡大しても画質が劣化しにくいデータに作り直す作業です。
元の画像が小さかったり画質が粗かったりすると、そのまま大きく印刷した場合に輪郭がギザギザして見えることがあります。横断幕や看板など大きなサイズで印刷する場合には、元画像の状態によってトレース作業が必要になります。
このページでは、実際のロゴ画像を使って、元画像からきれいなデータを作成するまでの流れをご紹介します。
※複雑な画像のトレース作業は、別途お見積りさせていただきます。
トレース作業が必要になる画像とは
小さな画像や解像度の低い画像を大きくすると、輪郭がぼやけたりギザギザしたりすることがあります。
このような画像を印刷に適した状態にするため、元画像を下絵として輪郭をなぞり、拡大しても形が崩れにくいデータを作成します。
トレースする元画像
例として、以下のロゴ画像を使用して作業していく過程をご紹介します。

画像をトレースする作業の流れ
まず、トレースの基になる画像を配置します。この画像を下絵として輪郭をなぞっていきます。
今回は、影になる黒っぽい部分とメインとなる紫色の部分に分けて作業します。

1.影の部分の輪郭をなぞる
まず影の部分を丁寧になぞっていきます。紫色の部分に隠れているところも含めて形を作成します。

2.メイン部分の輪郭をなぞる
影の部分が完成したら、作成した影をいったん非表示にします。続いて、メインとなる紫色の部分も同じように輪郭をなぞっていきます。

3.色付けと微調整を行う
輪郭をなぞる作業が完了したら、下絵と同じような色合いになるように色を付け、形や位置などを微調整します。

4.下絵を消して完成
最後に元の下絵を消去し、作成したデータだけの状態にします。

完成したデータがこちらです。

トレース作業で大きな印刷にも使いやすいデータに
元画像の画質が粗い場合でも、輪郭をなぞってデータを作り直すことで、大きく拡大した際にも輪郭が崩れにくくなります。
横断幕や看板など、大きなサイズで画像やロゴを使用する場合は、元画像の状態を確認したうえで、必要に応じてトレース作業を行います。
※画像の形状や複雑さによって作業内容が異なるため、複雑な画像については別途お見積りとなります。
トレース作業についてよくある質問
トレース作業とは何ですか?
画像やロゴなどの輪郭をなぞり、拡大しても画質が劣化しにくいデータに作り直す作業です。
なぜトレースが必要なのですか?
小さな画像や画質の粗い画像をそのまま拡大すると、輪郭がぼやけたりギザギザしたりすることがあります。そのため、大きなサイズで印刷する場合などに、元画像を基にデータを作り直します。
どのような画像でもトレースできますか?
画像の形状や複雑さによって作業内容が異なります。複雑な画像のトレース作業については、別途お見積りさせていただきます。